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異変が起きていた!介護業界の離職率は低下傾向!

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まさか!?この業界で離職率が低下しているとは!?

そうなんです。以前は3Kともいわれ職員の定着にあたまを悩ませていた介護業界でしたが、今やその離職率が低下しているのです!いや、いつの間にか低下していたのです!筆者も驚きのこの発表は7月に入ってありました。

公益財団法人介護労働安定センターが7月10に発表した、

”令和5年度「介護労働実態調査」結果の概要について”で報告されています。

・訪問介護員、介護職員を合わせた2職種の離職率は2012年度(17.0%)以来減少傾向にある。2022年度は一時的に微増となったものの、2023年度は再び対前年度比減となり、離職率は13.1%となった。

というのです。なんということでしょー、そんな時代に来ているとは筆者も驚きでした。しかも2012年度以来減少傾向だったとは・・。いやいやうれしいことではないでしょうか!!しかも上のグラフの赤線の訪問介護員での離職率は2023年度で11.8%まで低下しています!

介護の現場で働く人々もこの業界で報われていることの証と思います。報われていなければ離れていくでしょう。報われているのは?待遇的に?環境的に?と考えてしまうものですが、深掘りしてみましょう!

報告には職場定着を促進する要因として

1位 職場の人間関係がよくなった・・・63.6%

2位 残業削減、有給休暇の取得促進、シフトの見直し等を進めた・・・45.6%

3位 介護の質を高めるための意識を共有した・・・37.8%

4位 賃金水準が向上した・・・36.3%

5位 仕事と家庭(育児・介護)の両立の支援を充実させた・・・36.1%

そうなんです!環境だったんですね!昔からいわれていましたよね、いや今もですね、離職の原因は「人間関係」と。それが改善されたということなのでしょう。職業を選択する場合に重要視するのは、何をするのか?と同じくらい誰とするのか?が大事であると筆者も考えております。また世間的にもパワハラやセクハラなど人権侵害予防的な意識や動きが強化されてのことと評価できそうですね!

続いて待遇面ですね。残業・有給休暇・シフトと働くうえで重要ワードが並びます。せっかく働くのだけどプライベートの充実もできる職場がいいですよね。仕事第一というよりも家庭との両立支援と言われた方がいいですよね!プライベートの充実があって仕事が充実するというものです。

そして次に筆者が重視する部分にかかわります。介護の質を高めるための意識を共有したというチームワークと仕事の魅力ややりがいに関すること!ですね。何をするのか?はとても重要です!そこに魅力を感じているかで働いている時間の動きや行っていることの魂の込め方が違いますよね。同じ時間を過ごすにしても、お客様である相手を満足させることと同じように自分も満足したいじゃーないですか!それがチームで共有できているということは、気持ちよく働きやすくなる環境にもつながるところですね。続いて、賃金水準の改善、仕事と家庭の両立と並んであげられています。

また、調査ではその他の5職種(サービス提供責任者、生活相談員、看護職員、PT・OT・ST等、介護支援専門員)の離職率を見ると看護職員が最も高く15.3%、サービス提供責任者が離職率7.1%と全7職種中で最も低いという結果も出ている。看護職員にはまだまだ働きやすい職場とはならないと考えられるか、看護師はやはり病院での医療的ケアに人気が偏っているのか、これについては他の調査を調べてみる必要がありそうですね。

サービス提供責任者の離職率の低さには驚きました!その理由はと考えられる結果がありました!この調査では「通常月の税込み月給」も発表されています。注目すべきは、介護サービスを提供するための計画書(ケアプラン)を作成する役割として業界の柱とも言われる介護支援専門員(ケアマネ)は、251,056円であるのに対して、サービス提供責任者は、251,115円なのです。

この結果にも驚きましたねー!こちらについてはまたの機会に深掘りしたいと思います。なにわともあれ、これからの高齢化に伴い、介護業界を支える現場スタッフが元気に仕事を継続できることを願います。働いている方々が報われている証拠であり、いい仕事となっているような良い傾向がみられる調査結果で良かったー!われわれもこれからの老後のためも・・・がんばります!

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